2024年07月22日 | 未分類

熱中症にご注意を

皆さんこんにちは！
桜木町駅前鍼灸接骨院です。

7月に入り気温がどんどん高くなり、毎日暑い日が続いていますね💦
今回のブログは夏に多い熱中症に関する内容になります！
ぜひ最後まで読んでみてください。

熱中症とは

熱中症とは、高温多湿の環境下に長時間いることで、体温調節機能が働かなくなり、体内に熱がこもることでめまいや吐き気、だるさなどの様々な症状を発症する状態を言います。
屋外だけでなく、屋内でも発症することがあります。

熱中症の症状

熱中症は症状などによって4つに分類されます

・熱失神

熱失神は炎天下でじっと立っていたり、立ち上がったりしたとき、運動で汗をかいた後などに見られます。
皮膚血管の拡張と下肢への血液貯留により、脳への血流量が減少することで発症します。
熱失神ではめまいや失神（一過性の意識障害）などが主な症状で、足を高くした状態で寝かせることで症状は改善します。

・熱けいれん

熱けいれんは発汗により体内の塩分が失われた状態で、水だけあるいは塩分の少ない水を補給したことにより、血液内の塩分濃度が低下した時に起こるものです。
熱けいれんの主な症状は、痛みを伴った筋肉のけいれん（こむら返りのような状態）で四肢の筋肉や腹筋に起こります。
生理食塩水（塩分濃度0.9％nの食塩水）などの濃い目の食塩水の補給や点滴によって症状は改善します。

・熱疲労

熱疲労は、発汗による脱水状態と皮膚血管の拡張により、循環不全が起こった状態です。
熱疲労の主な症状はめまいや吐き気、頭痛、倦怠感、脱力感などです。
基本的にはスポーツドリンクなどで水分と塩分を補給することで回復します。嘔吐などで口から水分や塩分を補給できない場合は医療機関で点滴を受ける必要があります。

・熱射病

体温が40度以上になるほど上昇し、脳の機能に異常をきたした状態で、体温調節機能も働かくなります。
様々な程度の意識障害が現れ、反応が鈍く、普段と異なる言動が見られたら熱射病の可能性があります。また進行すると昏睡状態になる事もあります。
体温の高い状態が続くと、脳だけでなく、肝臓や肺、腎臓、心臓などに影響で出て、多機能障害を併発し死亡する可能性もあります。
熱中症の中でも致命率が高く緊急を要するもので、救急車を要請し救急処置を行ってもらう必要があります。

熱中症の原因

熱中症の原因は大きく分けると、｢環境｣、｢からだ｣、｢行動｣の3つです。

環境
・気温が高い　・湿度が高い　・風がよわい　・日差しが強い
・締め切った室内　・エアコンがない　・急に暑くなった

からだ
・高齢者、乳幼児　・持病（心疾患、糖尿病など）・脱水状態　
・低栄養状態　・二日酔い　・寝不足　・体調不良

行動
・激しい運動　・慣れない運動　・長時間の屋外作業
・水分補給をしない　

熱中症の予防方法

環境

・衣服の工夫
衣服を工夫して暑さの対策をしましょう。
衣服の素材を麻や綿などの通気性の良いものを選ぶようにしたり、肌着には吸水性や速乾性に優れたものを選んだりすると良いです。

・適切な気温、湿度の調整
屋内であればエアコンや扇風機、サーキュレーターを使用し、気温、湿度が高くなりすぎないようにしましょう。

・直射日光を避ける
帽子をかぶったり日傘を使用したりし、直射日光を避けるようにしましょう。また衣類を通気性の良い長そで、長ズボンにすることで直射日光を避けるのもオススメです。
また日中は日陰を選んで歩いたり、日陰で活動をすることを心がけましょう。

からだ

・暑さに負けない体づくり
熱中症を予防するためには、暑さに負けない体作りが大切です。気温が上がり始める初夏から、日常的に適度な運動をおこないましょう。

・こまめな水分補給
喉の渇いてを感じていなくても水分を取るようにしましょう。
喉が渇いている時には既に体は脱水状態なので、そうならないようにこまめに水分補給をすることが大切です。
運動時などの発汗が多い時は適度に塩分や糖分が入っているスポーツドリンクがおすすめです。

・程よい塩分補給
水分だけを摂取していると体内の塩分濃度が薄まり、熱中症のリスクになります。過度に塩分を摂る必要はありませんが、食事を通して適度な塩分を摂取しましょう。
また大量に汗をかく場合は、汗から塩分が体外に排出されるためより意識して塩分を摂取するようにしましょう。

・生活習慣を整える
寝不足や栄養不足は熱中症の熱中症のリスクを高めます。
しっかり睡眠をとると共に、3食栄養バランスの整った食事を取るようにし、熱中症になりにくい体にしましょう。

行動

・飲み物を持ち歩く
外出する際は飲み物を持ち歩き、こまめに水分補給をするようにしましょう。

・こまめに休憩をとる
暑い場所や直射日光の当たる場所で長時間作業をする場合には、こまめに休憩を取り身体を休めるようにしましょう。

最後に

これから夏本番に入りさらに気温が上がり暑くなってきます。それに伴って熱中症になる可能性も高くなります。上記で書いたことに気を付けて熱中症に対策をしてみてください。

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