2024年11月01日 | お身体に関すること, 腰の症状に関すること

ぎっくり腰について

こんにちは！
桜木町駅前鍼灸接骨院です！　

皆さんは”ぎっくり腰”を知っていますか？または、”ぎっくり腰”になった経験はありますか？
今回は、”ぎっくり腰”についてお話しさせて頂きます！

“ぎっくり腰”とは‥

正式には、”急性腰痛症”と呼ばれ、急激に発症した腰痛のことを指します。欧米では、”魔女の一撃”とも呼ばれており、突然想像もしない激痛がやってくることを”魔女がやってきた”と例えるようになったことからその名がつけられたと言われています。

病態

靭帯や筋肉に急激な負荷がかかり、断裂などを起こして神経を刺激することにより激しい痛みが現れます。
また、腰の骨の関節周辺にある関節包と骨と骨の間にあるクッションのような役割の椎間板が損傷することで神経を圧迫し、痺れや痛みなどを起こす言われています。

原因

実は、はっきりとした原因はわかっていません。
しかし、腰痛の主な原因としては次のようなものがあげられます。
①猫背、反り腰
同じ姿勢での作業（特に中腰）により、血行不良が起こります。

②運動不足（筋肉量の低下）
腹筋や背筋が弱くなると、姿勢が悪くなる原因になります。

③柔軟性の低下、可動域の低下
一つの筋肉や関節の動きが悪いと、それを補うようにして周囲の筋肉に力が入るため、身体全体が緊張状態になってしまいます。

④ストレス
痛みの抑制に関わる脳内物質である”ドーパミン”の分泌がされなくなり、自律神経のバランスの崩れや緊張が高まることによって痛みが現れやすくなります。

これらを放置してしまうと、”ぎっくり腰”の発生率も高くなってしまいます！！

予防方法

①座り続ける時間を減らす、姿勢を良くする
仕事などで長時間椅子に座り続けなければならない場合も適度に休息をして立ったり、歩いたりする時間をとりましょう。座っている時も、立っている時も前かがみになったり、猫背にならないよう、正しい姿勢を心がけることも重要です。

②からだを温めて、筋肉疲労を軽減する
お風呂で日頃から身体を温める習慣を身につけることも重要です。半身浴ではなく、39℃のぬるま湯で全身浴をし、温めましょう。
また、温かい格好や寝具を準備して、睡眠をとりましょう。お布団だけよりも厚みのあるマットレスタイプのベッドにした方が腰にも負担がかかりにくくなります。（腰に不安のある方は、毎日の布団の上げ下ろしも結構な負担になります。）

最後に

ぎっくり腰は、適切な治療と予防策を行うことで改善や再発防止をすることができます。
日頃からご自身の身体に目を向け、健康な身体を目指していきましょう！！

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