2023年06月26日 | お身体に関すること, お顔・頭の症状に関すること

噛みしめるクセありませんか？

頬の筋肉硬さが気になる方、噛みしめる癖はありませんか？
酷い方は夜の歯ぎしりの音が大きく、家族を起こしてしまう程みたいです。

歯ぎしりにより顔や頭、首の筋肉が硬くなり頭痛や巻き肩など様々な不調が現れます。

様々な不調

・顎関節症
物を噛む時には側頭筋・咬筋・外側翼突筋・内側翼突筋の４種類の筋肉が関係し、総称して『咀嚼筋』と呼ばれます。
咀嚼筋は頭の横や顎の裏側に付いている筋肉で、強く噛んだり噛む時間が長い事で硬くなります。
お仕事や寝ている時に無意識のうちに食いしばっていることはありませんか？
日常生活の何気ない癖が筋肉の硬さに繋がり、痛みや関節の可動域制限、酷くなると顎関節症まで発症します。

・頭痛
頭痛の際こめかみ辺りに痛みが出ることがほとんどで、眼精疲労や低気圧なども頭痛の原因もなりますが、頭の側面を覆っている筋肉の「側頭筋」が硬くなることで直接頭蓋骨を締め付けてしまったり、血流が悪く酸素不足になることも原因にひとつになります。
特に噛む時には側頭筋を使うため噛む時間が長いと、必要以上に筋肉が硬くなり頭痛に繋がります。

・首、肩こり
首の筋肉で咀嚼筋と連動して働くものに「斜角筋」、「胸鎖乳突筋」があります。
斜角筋や胸鎖乳突筋は首を回すときに働く筋肉のため、硬くなると筋肉の柔軟性が低下し痛みがでたり可動域が悪くなります。
すると巻き肩になり肩の張りや痛み、鎖骨の違和感を感じることがあります。
原因は肩や肩甲骨ではなく嚙みしめることにより咀嚼筋の硬さが与える悪い影響のため、肩や首の筋肉をほぐすたけでは解消しません。

・歯が削れたり、歯周病の悪化など歯の不調
強く噛む事により、自分の歯の噛む面が削れて歯が短くなったり、歯の表面がかけたりして神経に近づくことにより痛みや染みたりなどの不調に繋がります。
酷い時には根元まで歯が割れしまうこともあるそうです。
また歯ぎしりによって歯が揺さぶられ、歯茎にまで影響があるので歯周病などの歯の病気が進行します。

原因はひとつではなく様々ありますが、飲酒、喫煙、カフェイン摂取、ストレスなどの日常生活の環境が歯ぎしりにつながります。特に多いのがストレスや精神的な緊張によるもので、環境の変化や日々の疲れによってストレスがたまっている場合、解消するため無意識に歯を食いしばりや歯ぎしりをしてしまいます。
それにより、顎の筋肉を緊張させる状態や悪い習慣が続くと歯ぎしりが断続的に起こってきます。
他には歯並びや上下の歯の噛み合わせが悪い場合も、噛み合わせを調節しようとして歯ぎしりをしてしまうケースがあります。

当院の小顔矯正では歯ぎしりにより硬くなったお顔の筋肉はもちろん、えらの出っ張りやお顔の左右差にアプローチしてお悩みを解決していきます。
何かお悩みがありましたらご相談ください(^^♪

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