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2026年08月31日 | お身体に関すること, 腰の症状に関すること, 首の症状に関すること
椎間板ヘルニアに対する接骨院で出来る事
こんにちは!
桜木町駅前鍼灸接骨院です!
今回は、ヘルニアについてなのですが、腰や首の痛み、足や腕のしびれを訴える人たちの中で、「ヘルニアと診断されました」という言葉を耳にする機会は少なくありません。
椎間板ヘルニアは比較的よく知られた疾患である一方で、症状の出方や対応方法については誤解も多く、「接骨院で診てもらっても大丈夫なのか」「手術しか治らないのではないか」と不安を抱える方も多いのが現状です。
ですので、椎間板ヘルニアの基礎知識から、接骨院で対応できること・できないこと、そして日常生活での注意点について解説いたします。
椎間板ヘルニアとはどのような状態か?
背骨は椎骨と呼ばれる骨が積み重なって構成されており、その間にクッションの役割を果たす椎間板が存在します。
椎間板は中心部の髄核と、それを包む線維輪から成り、身体を動かす際の衝撃を吸収しています。
椎間板ヘルニアとは、この線維輪が何らかの原因で損傷し、中の髄核が外へ飛び出すことで、神経を圧迫してしまう状態を指します。
特に多いのが腰椎椎間板ヘルニアと頚椎椎間板ヘルニアで、それぞれ腰や下肢、首や腕に痛みやしびれを引き起こします。

ヘルニアの主な症状
椎間板ヘルニアの症状は、飛び出した部位や神経の圧迫程度によって異なります。
腰椎椎間板ヘルニア
・腰の痛み(急性期のみ)
・お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけてのしびれ
・前かがみや長時間の座位で症状が強くなる
頸椎椎間板ヘルニア
・首や肩の痛み
・腕や指先のしびれ
・力が入りにくい、細かい作業がしづらい
といった症状がみられることがあります。
ただし、画像検査でヘルニアが確認されても、必ずしも強い症状が出るとは限らず、逆に画像上は軽度でも強い痛みを訴えるケースもあります。
椎間板ヘルニアの原因
ヘルニアは、重い物を持ち上げた瞬間などの急激な負荷だけでなく、日常生活での負担の積み重ねによって発症することも少なくありません。
代表的な要因として
・長時間のデスクワークやスマートフォン操作
・猫背や反り腰などの不良姿勢
・運動不足による筋力低下
・加齢による椎間板の変性
などが挙げられます。
特にある日突然痛くなったという場合でも、その背景には長年の姿勢や身体の使い方のクセが隠れていることが多いです。

接骨院で出来ること・出来ないこと
まず大前提として、接骨院では医師による診断行為や画像検査は行えません。
そのため、ヘルニアの確定診断が必要な場合や、強い麻痺、排尿・排便障害などがある場合には、速やかに医療機関の受診が必要です。
一方で、接骨院では以下のような対応が可能です。
痛みや痺れを悪化させている要因へのアプローチ
ヘルニアそのものではなく、
・筋肉の過緊張
・関節の可動域制限
・骨盤や背骨のバランスの崩れ
といった周辺組織の問題が、症状を強めているケースは非常に多く見られます。
接骨院では、手技療法や物理療法を用いてこれらの負担を軽減し、神経へのストレスを和らげることを目的とします。



姿勢誘導
日常生活での姿勢や身体の使い方は、ヘルニアの症状に大きく影響します。
座り方、立ち上がり方、物の持ち上げ方などを見直すことで、再発や悪化を防ぐことが可能です。
生活に合わせたセルフケア指導
ストレッチや簡単な体操など、症状や生活スタイルに合わせたセルフケアを提案できる点も、接骨院の強みです。

接骨院で施術を受ける際の注意点
ヘルニアがある場合、強い矯正や無理な牽引は症状を悪化させるリスクがあります。
そのため、「ボキボキする施術=良い」「強い刺激=効いている」という考え方は注意が必要です。
また、施術を受けながらも
・症状が急激に悪化していないか
・しびれや力の入りにくさが増していないか
といった変化を丁寧に観察し、必要に応じて医療機関と連携する姿勢が重要です。
椎間板ヘルニアの自然吸収と回復の考え方
椎間板ヘルニアは、必ずしも外科的な治療を行わなければ改善しない疾患ではありません。
飛び出した髄核は、身体にとって本来あるべき位置から外れた組織であるため、炎症反応をきっかけに免疫細胞が集まり、時間の経過とともに分解・吸収されることがあります。特に脱出型や遊離型と呼ばれるタイプでは、この自然吸収が起こりやすいとされています。
ただし、自然吸収が起こるまでの過程では、神経周囲の炎症や筋肉の緊張が強く、痛みやしびれが長引くことも少なくありません。また、姿勢不良や身体の使い方のクセが続いていると、回復が進みにくくなる場合もあります。
接骨院では、椎間板ヘルニアそのものを治療するのではなく、筋肉や関節の状態を整え、神経への負担を軽減することで、身体が本来持っている回復力が発揮されやすい環境を整えることを目的としています。
自然に良くなったのではなく、自然に回復できる状態を作った結果、症状が改善したと考えることが、ヘルニアと向き合う上で大切な視点です。

最後に
椎間板ヘルニアは「手術しかない」「一生付き合うもの」と思われがちですが、実際には保存的な対応で症状が落ち着くケースも多く存在します。
接骨院では、ヘルニアそのものを治すというよりも、症状を引き起こしている身体の使い方や負担を整え、日常生活を楽にするサポートを行うことができます。
正しい知識を持ち、医療機関と接骨院を適切に使い分けながら、無理のない改善を目指していくことが大切です。

Q&A
Q1.椎間板ヘルニアは自然に治りますか?
A.椎間板ヘルニアは、必ずしも手術をしなければ治らない疾患ではありません。
症状の程度にもよりますが、時間の経過とともに炎症が落ち着き、痛みやしびれが軽減するケースは多く見られます。
特に、神経の圧迫が軽度な場合や、筋肉の緊張や姿勢不良が症状を強めている場合には、保存的な対応で日常生活が楽になることも少なくありません。
Q2.接骨院の施術でヘルニアは治りますか?
A.接骨院の施術で椎間板ヘルニアそのものが元に戻るわけではありません。
しかし、筋肉の緊張や関節の動きの悪さ、姿勢の乱れなど、症状を悪化させている要因にアプローチすることで、痛みやしびれが軽減する可能性はあります。
Q3.ストレッチや運動はした方が良いのでしょうか?
A.状態に合った内容であれば、ストレッチや運動は有効です。
ただし、痛みやしびれが強い時期に自己判断で行うと、かえって症状を悪化させることがあります。
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