tel: 045-232-4956

側弯症
サインかも?
知っておきたい原因・症状・予防法を
優しく解説
肩こりや猫背が続くと、実はその背景に「側弯症」が隠れていることがあるのをご存知でしょうか。側弯症とは、背骨が左右にゆるやかに曲がってしまう状態のことで、肩の高さの違いや姿勢の乱れとして現れることがあります。特に成長期のお子様や、デスクワークで前かがみの姿勢が続く方は注意が必要です。放っておくと見た目の歪みだけでなく、体への負担も大きくなってしまうことがあります。
この記事では、側弯症の原因・症状・予防法・治療法をわかりやすく解説します。
側弯症の原因
原因のほとんどが「特発性側弯症」
側弯症の原因は多くの場合はっきりわかっておらず、これを「特発性側弯症」と呼びます。全体の70〜80%を占めるとされ、特に思春期の女子に発症しやすい傾向があります。成長とともに進行しやすく、成長が止まると落ち着くことが多いのも特徴です。
痛みのよるもの
強い背部痛や腰痛がある場合は、強い痛みから逃れるために、無意識に体が「痛くない姿勢」をとることで背骨が一時的に横に曲がってしまう状態です。この場合は、痛みが取れれば背骨のカーブは取れることが多いが、痛みを放置いると曲がった状態が定着してしまう可能性があるため、注意が必要です。
生まれつきの骨の異常によるもの
生まれつき背骨自体に異常がある場合に起こる側弯症を「先天性側弯症」といいます。椎骨の形成がうまくいかなかったことなどが要因とされ、乳幼児期から見つかるケースもあります。専門的な検査による早期発見が大切です。
神経や筋肉の病気に伴うもの
神経や筋肉に関わる病気が原因となって側弯症が引き起こされることもあり、これを「症候性側弯症」と呼びます。マルファン症候群のような体質的な疾患に伴って発症することもあるため、基礎疾患の確認も重要になります。
加齢による背骨の変性
大人になってから発症する側弯症の中には、加齢により椎間板や骨が変性することで起こるタイプもあります。姿勢の悪化や腰痛、脊柱管狭窄症などを併発しやすく、日常生活の質に影響することもあるため注意しましょう。
側弯症の症状
肩の高さに左右差が出る
側弯症になると、左右の肩の高さが微妙に異なって見えることがあります。鏡の前でシャツの肩線を見比べたときに、片方だけ上がっているように感じたら注意のサインかもしれません。
肩甲骨の出っ張りや腰の位置のずれ
背骨の湾曲によって片方の肩甲骨が浮き出て見えたり、腰の位置に左右差が生じたりすることがあります。洋服の着こなしやウエストラインの左右差から気づく方も少なくありません。
猫背や姿勢の崩れが目立つようになる
側弯症が進むと、背中が丸まって見える猫背のような姿勢になりやすく、肩こりや疲れやすさを感じることもあります。長時間同じ姿勢を続けていると、症状を自覚しやすくなります。
進行すると胸郭にも変化が現れる
湾曲が大きくなると、胸郭(肋骨まわり)の片側が前に突き出るように見えることがあります。まれに呼吸や内臓の働きに影響することもあるため、早めの相談が安心です。
側弯症の予防方法
正しい姿勢を意識する
日頃から背筋を伸ばし、左右均等に体重をかける姿勢を意識することが、進行の予防につながります。
片側に負担をかけすぎない
重い荷物をいつも同じ肩にかけたり、片足重心で立つ癖は避け、体の左右差を作らないようにしましょう。
早期発見のための定期チェック
学校の健康診断や日々の姿勢チェックを活用し、背骨の変化に早く気づける習慣をつけることが大切です。
日頃から背筋を伸ばし、左右均等に体重をかける姿勢を意識することが、進行の予防につながります。
重い荷物をいつも同じ肩にかけたり、片足重心で立つ癖は避け、体の左右差を作らないようにしましょう。
学校の健康診断や日々の姿勢チェックを活用し、背骨の変化に早く気づける習慣をつけることが大切です。
側弯症に有効な運動
体幹をやさしく整えるストレッチをご紹介します。
・四つ這いで背中を丸めたり反らしたりする「キャットストレッチ」
・タオルを使って体側をゆっくり伸ばす「サイドストレッチ」
・呼吸に合わせて肩甲骨を寄せる「胸開きストレッチ」
側弯症の治療方法
-
◇ 装具療法
湾曲が中等度の場合、コルセットのような装具を装着して進行を抑える方法です。成長期のお子様に用いられることが多く、成長の終了とともに徐々に終了していきます。
-
◇ 手術療法
湾曲が高度な場合には、金属製の器具で背骨を固定して矯正する手術が検討されます。近年は技術の進歩により安全性が高まっており、進行を防ぐ効果が期待できます。
-
◇ 専門的な医療機関での対処法
整形外科では、湾曲の程度に応じて以下のような方法が選択されます。
• 経過観察:定期的なレントゲン検査で湾曲の進行を確認
• リハビリテーション:筋力バランスを整え、姿勢を安定させる
• 神経学的検査・MRI:湾曲の程度や原因を詳しく調べる
-
◇ 当院での治療① 全身矯正
当院では、側弯症の方に対して脊柱の状態や骨盤の状態を確認し、全身矯正を行い側弯に対する状態の軽減を目指し施術を行います。主に普段の日常生活の姿勢不良によって起こっている側弯症や疼痛性側弯には効果的です。
詳しくはこちら
-
◇ 当院での治療② 楽トレ
インナーマッスルの筋力低下があり、背骨が上手く支えられず、側弯症を起こしている方に対しては楽トレを行い、インナーマッスルを強化して背骨を安定させることにより側弯の軽減を目指します。
詳しくはこちら
側弯症は原因がはっきりしないケースも多いですが、早めに気づき、正しい姿勢やストレッチを心がけることで、進行を穏やかにできる可能性があります。気になる症状があれば、一人で抱え込まず、専門機関へ相談してみましょう。