ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)について

皆さんこんにちは！

桜木町駅前鍼灸接骨院です。
今日はジャンパー膝という膝関節の疾患について説明をしていきますね。

ジャンパー膝とは

ジャンパー膝の病態

ジャンパー膝はその名前の通りジャンプ動作や着地動作を頻回に行ったり、ボールをける動作や走る動作など繰り返し行ったりすることで、発生するスポーツ障害です。
バレーボールやサッカー、バスケットボール、陸上競技などのスポーツで多く見られます。

膝のお皿である膝蓋骨(しつがいこつ)からすねの骨である脛骨に走る膝蓋靭帯や前ももの筋肉である大腿四頭筋が膝蓋骨に付着する部分である大腿四頭筋腱で発生します。
その為ジャンパー膝は膝蓋靭帯炎という別名もあります。

また狭義のジャンパー膝はは膝蓋靭帯炎のみを言いますが、広義のジャンパー膝は大腿四頭筋腱炎を含みます。

ジャンパー膝の原因

ジャンパー膝はオーバーユース(使い過ぎ)が原因で起こります。
ジャンプや着地、走る動作は大腿四頭筋の収縮を伴います。そのためそれらの動作を繰り返し行うことで大腿四頭筋腱や膝蓋靭帯にも繰り返しの牽引力が発生し、炎症が起こり痛みが出ます。

また大腿四頭筋の柔軟性の低下も原因の一つになります。成長期は骨の成長に筋肉が追い付かず、大腿四頭筋が硬くなりやすいです。大腿四頭筋の柔軟性が低下すると、大腿四頭筋腱や膝蓋靭帯に牽引力がかかりやすくなるため、ジャンパー膝の発症しやすくなります。

ジャンパー膝の分類

発生場所によってBlazina分類で以下のように分類されます。

①大腿四頭筋の膝蓋骨付着部
②膝蓋腱の膝蓋骨付着部（最も多い）
③膝蓋腱の脛骨粗面付着部

また症状によってBlazina分類で以下のように分類されます。

stage１：運動後に痛み
stage２：運動開始時の疼痛、ウォームアップで消失、運動後に再出現
stage３：運動時と活動後に疼痛、スポーツ活動に支障
stage４：膝蓋腱の完全断裂

ジャンパー膝の施術

筋膜ストレッチ

下半身の筋肉を中心にストレッチをおこなう施術になります。
上記にもあるように大腿四頭筋の硬さはジャンパー膝の原因の一つになります。筋膜ストレッチで下半身の柔軟性を向上させることで、ジャンパー膝の症状の軽減や予防の効果が期待できます。

ジャンパー膝でお困りの方やスポーツをよくするのでジャンパー膝にならないように予防したいという方は是非桜木町駅前鍼灸接骨院にご相談ください！

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