桜木町駅前鍼灸接骨院

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ブログ

2024年04月22日 | お身体に関すること, 腰の症状に関すること

椎間板性腰痛でお困りの方へ

皆さんこんにちは!
桜木町駅前鍼灸接骨院です。

腰痛には様々原因がありますが、今回のブログでは椎間板が原因となる椎間板性腰痛について解説をしていきます。

椎間板について

まず椎間板を話す前に脊椎(背骨)についてお話します。

脊柱(背骨)とは頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個の計24個の椎骨仙骨1個尾骨1個から構成されこれをまとめて脊柱(背骨)と呼びます。


その椎骨と椎骨の間に椎間板があり骨に負担がかからないようクッション材の役割を果たしています。
椎間板は中心部の髄核とその周りを囲む線維輪から構成されます。
お饅頭に例えると中のあんこが髄核、周りの皮が線維輪といったイメージです。
正常な椎間板には神経組織が通っておらず、線維輪の外部や椎間板と椎骨の間にある「終板」という軟骨にのみ神経組織が存在します。

椎間板性腰痛とは

椎間板性腰痛とは名前の通り椎間板が原因となって発症する腰痛の事です。
しかし上記にもあるように椎間板自体に神経は通っていないため、痛みを感じることはありません。
ではなぜ椎間板性腰痛が起きてしまうのでしょうか?
その原因は大きく2つの段階に分けられます。

一段階目は椎間板の変性です。
椎間板に過度の負担がかかると、線維輪が損傷してしまいます。そして損傷した部位から椎間板内の水分が流失し、弾力が無くなった状態になります。この状態を椎間板の変性と呼んでいます。
椎間板の変性の原因には加齢に伴う筋力の低下による椎間板の負担の増加やアスリートの日常的な体の駆使、腰への負担が多い仕事への従事などが挙げられます。

二段階目が神経組織の侵入です。
線維輪が損傷し変性した椎間板の内部に損傷部位から神経組織や血管が侵入します。
これにより、本来痛みを感じることのない椎間板で痛みを感じるようになってしまうのです。
実際、腰椎の手術を行った際に採取された変性した椎間板は線維輪に神経線維が深く進入していたという報告もされています。

椎間板性腰痛の症状

椎間板性腰痛の主な症状は、座っている時の腰の痛みや前屈み動作での痛み増悪等が挙げられます。
前屈み動作時の痛みの増悪に関しては立っている時よりも座っている時の前屈み動作でより強くなります。
このような症状が出るのは、座っている時や座った状態での前屈時に腰椎の椎間板にかかるストレスが大きくなるためです。
腰椎の椎間板にかかるストレスの数値を姿勢ごとに表すと以下のようになります。

長時間座ったままの状態でいたり、前屈みをした姿勢で重いものを持ち上げようとしたりすると、椎間板にはストレスがかかることになり痛みを感じやすくなります。
座る時間が長くなりそうな時は定期的に立ち上がるなどして身体を動かすようにしてみたり、荷物を持つときに前屈みで持つのではなく膝を曲げてしゃがみ込んで持つようにしみたりすると痛みが出にくくなるので気を付けながら生活をしてみてください。

椎間板性腰痛に対する施術

当院で行っている椎間板性腰痛に対する施術には骨格矯正があります。
姿勢不良や長時間の座位は椎間板への負担を増加させます。骨格矯正を行うことで正しい姿勢をお身体に覚えこませることで椎間板への負担軽減や再発防止を図ります。

また正しい姿勢を維持したり腰の負担を軽減させたりするのにお腹のインナーマッスルを鍛えることは有用とされています。
ご自身でトレーニングできるという方はぜひ自宅で頑張ってみてください。
逆にご自身ではトレーニングができなかったり、続かなかったりする方もおられるかと思います。そんな方に当院では「楽トレ」という電気の力を使って筋肉を鍛えることの出来る機械をご案内してます。楽トレはお腹にパッドを張って寝ているだけでトレーニングできるため、トレーニングが苦手という方やなかなか続かないという方にもオススメです。

椎間板性腰痛だけでなく様々な腰痛に対して施術メニューがありますので、腰痛にお悩みの方はぜひご相談ください!

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