桜木町駅前鍼灸接骨院

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ブログ

2026年04月17日 | お身体に関すること

五臓六腑について

こんにちは!

桜木町駅前鍼灸接骨院です!

今回は、皆さん、五臓六腑という言葉を聞いたことはありますか?

特に耳にするときは、「五臓六腑に染み渡る」という時ですよね!

この言葉をビールを飲んだ時など美味しいものを飲んだ時に聞いたことがあるかもしれません。
五臓六腑というのは東洋医学の言葉で、人の内臓全体を指す言葉です。「五臓六腑に染み渡る」というのは美味しいものが体全体に浸透しているような感覚という意味で使われます。
五臓六腑は東洋医学において人の内臓全体を指すと説明しましたが、具体的に五臓六腑とはどのようなものなのでしょうか?

五臓六腑とは

五臓六腑は五臓と六腑を合わせた言葉です。

五臓とは「肝・心・脾・肺・腎」を表します。
六腑とは「胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦」を表します。
これらは全て違う働きや性質を持つものとして存在しており、それぞれ支え合いながら身体のバランスをとっています。
冒頭で「東洋医学において人の内臓全体を指す」としましたが西洋医学の内臓とは何が違うのでしょうか?

西洋医学の「肝臓」と東洋医学の「肝」を例に挙げて説明していきます。
まず西洋医学の肝臓ですが、アルコールを分解したり胆汁を生成したりする役割がメジャーです。しかし東洋医学のはそういった役割で考えておらず肝臓と肝は違う働きをするものとして扱っています。肝は疏泄(そせつ)作用蔵血作用という働きをしており、気の流れや自律神経を整える働きをしているとされています。

このように西洋医学と東洋医学とではそれぞれ臓器が持つ役割や働きについて、似ているものもありますが異なった考え方をしているのです。

それぞれの役割や働き

五臓

気を流す疏泄作用
血を貯めておく蔵血作用
生理特性として昇発条達
ストレスなど感情の影響を受けやすい
筋肉に症状が出やすい

血の量など管理する主血作用
神志(精神活動など)を主る
舌や脈顔色などに症状が出やすい

血が漏れ出ないようにする統血作用
飲食物を消化吸収し全身に運搬する運化作用
臓器を正しい位置に保ったり栄養を上部に運ぶ昇清作用
梅雨など湿気の影響を受けやすい
に症状が出やすい

取り入れた気や栄養などを全身に拡散させたり濁気(二酸化炭素など)を外に発散させたりする宣発作用
取り入れた気(清気)を身体の内部に取り込んだり、気や水を下へ降ろす粛降作用
水の上源と言われ水を行き渡らせる作用を持つ
皮膚に症状が出やすい

成長や生殖活動の源となる精を蔵する蔵精作用
水分代謝を調節する主水作用
肺で取り込んだ気を体内に納める納気作用
生殖器に症状が出やすい

六腑

胆汁の貯蔵と分泌
勇気と決断を主る
肝と表裏関係にあり肝が悪くなると胆も悪くなりやすい
口に苦みを感じる

小腸

受盛と化物を主る
体に必要な「清」と不必要な「濁」に分別する
心と表裏関係にあり小腸が悪くなると心も悪くなりやすい

飲食物の受納と腐熟を行う
清を脾に送り、濁を小腸に送る作用
胃の機能が低下すると気が不足しやすい

大腸

糟粕の伝導を主る
不調になると下痢や便秘になる

膀胱

腎と共に蓄尿と排尿行う
湿邪の影響で膀胱炎になることも多い

三焦

胸腹腔の全域をぼんやりと指し示したもの
気や津液の通り道
水分代謝に関わる症状を主る

このように分かりやすいものから分かりにくいものまで様々で、西洋医学の臓器と同じ名前でも違う作用を持つものから同じ作用のものまで様々あります。

治療との関係

ではここまでお話しした五臓六腑の作用ですが、どのように治療に活用していくのでしょうか?

五臓六腑は健康状態のときある一定の標準値(中庸)にありますが、それよりも過剰に働きすぎている時を実証と言い、逆に元気がない時を虚証と言います。五臓六腑にはそれぞれ実しているときと虚しているときに異なる症状が出てきます。

また五臓六腑のうち2つのものがしたりしたりして複合的な症状が出ることもあります。

治療の際にはお話を聞いたり、脈や舌、お腹などを診たりしてどの臓腑に症状が出ているのかを推察します。その推察を元に症状の出ている臓腑に関係のある経穴(ツボ)を鍼や灸をして治療していき、中庸の状態になるように調節します。

最後に

一度は聞いたことある五臓六腑という言葉ですが、このように東洋医学では治療の際にとても使うものなのです!
東洋医学は癌や血管障害といった器質的疾患ではない、慢性的な頭痛や不眠などの機能的疾患に有効な治療手段です。もしそういったお悩みがあり、全身を調整したい方はぜひ一度当院へお越しください!

Q&A

Q.五臓に比べて六腑のほうは作用が少なそうなのはなぜですか?

A.六腑のほとんどは飲食物の受け入れをするという役割なため五臓と比べると生理作用は少ないです。
ただ役割が少ないから大事ではないという事ではないのでしっかり中庸にすることが大切です!

Q.基本的に悪くなってしまうのはどれか1つなんですか?

A.1つのこともあれば複数なこともあります!
五臓六腑はそれぞれが関わり合っているため、1つが悪くなると連鎖的に他のところが悪くなっていくため、問診や触診などで判断していきます!

Q.一回の治療で良くなりますか?

A.個人差があり、良くなる方もいますが良くならないことの方が多いです。
そのため定期的に繰り返し治療をしてお身体を良くしていく必要があります。

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