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ブログ
2026年05月27日 | お身体に関すること
鍼通電療法(パルス)について
みなさんこんにちは!
桜木町駅前鍼灸接骨院です!
今回は当院でも行うことのできる鍼通電療法、いわゆるパルス治療についてお話ししていきます!
パルスってなに?
パルス治療とは、鍼に低周波の電気を流す治療のことです。
鍼を通常の鍼治療と同様に打ったあと、電極をつなぎ電気を流します。電気を流す機械によって多少変わりますが、電気の流れ方やヘルツ数などを症状によって変えていきます。
電気と聞くと「痛いのかな?」と思われるかもしれませんが、特別強い痛みが生じるわけではありません。しかし刺激の種類に得意不得意はあるため、万人に向いているというわけではありません。
パルス治療がおすすめな症状としては麻痺や筋肉の凝り感、自律神経の乱れといった慢性的な症状や、痛み、ぎっくり腰、肉ばなれなどの急性症状などに対しても有効だとされています。

パルスのメリット
パルス治療は低周波の電気を鍼に流すことで筋肉や神経に働きかけ、様々な効果を期待することができます。
パルス治療を行う主な目的は
・血行不良改善
・筋肉の凝りの緩和
・痛みの緩和
といったときに使用します。
筋肉や神経は電気信号で動いているため、鍼を通して電気を流すことで筋肉や神経を動かしてあげることができます。そのため、鎮痛効果や筋肉のマッサージ効果、血行促進などの効果があります。またパルス治療では、頻度(1〜100Hz)の使い分けであったり、低頻度と高頻度を交互に流したりなど症状や部位によって使い分けて治療していきます。

️1〜10Hz
・筋肉が単収縮をおこす周波数で筋緊張の緩和などに用いる。
・他にも血流改善や神経-筋の促通にも用いる。
・交感神経を抑制して副交感神経が亢進する。
️30〜60Hz
・筋肉が強縮する周波数で筋疲労の軽減や腱炎などに用いる。
100〜120Hz
・筋収縮を起こさせず関節痛や腫脹の軽減、肉ばなれなどの急性症状に用いる。
※関節部や腱に対しての炎症を抑える際には50〜100Hzを用いる。
低頻度と高頻度を交互に流す
・顔にアプローチするとき低頻度の単収縮をずっと流すと、たるみの原因になってしまうため、神経-筋を促通させたり筋肉をほぐしたりしつつ、たるみを作らないようにするときに用いる。
このように様々な頻度の電気を流すことで様々な症状に対して治療を行うことができます。
パルス治療と普通の鍼治療や指圧などの治療とで大きく異なる点でいうと、電気を流すことによる電気信号の活性化があります。特に神経パルスと呼ばれる手技は、鍼のうった部位以外にも影響を及ぼすことができ、坐骨神経や頚椎症などの神経根症状の緩和や神経-筋の促通にとても向いています。
しかし顔面神経麻痺に対しての治療法として、症状が良くなったという症例こそありますが、エビデンスがあるものではなく症状が悪化してしまう可能性があると現在の研究では言われています。日本顔面神経研究会によると「ENoG値40%(誘発筋電図検査)の顔面神経麻痺の症例に対しては、患側全体の粗大で強力な筋収縮を誘発するために、神経断裂繊維の迷入再生も促進し、病的共同運動の原因になる。さらに顔面神経核の興奮性亢進をいっそう促して、筋短縮による顔面拘縮を助長することになる。(栢森良二)」と述べられています。そのため、顔面神経麻痺に関してはパルス治療をしない方が良いでしょう。
パルスを行うことのできない方〜
ペースメーカーなどを装着している患者
・知覚障害のある部位
・心臓に障害のある患者
・出血しやすい病気のある患者
・悪性腫瘍のある患者
・妊産婦
・皮膚にキズや炎症ある部位
・静脈怒張の皮膚表面
・血管障害の恐れの有る高血圧患者
・血液をサラサラにする薬を服用している方
これらの症状をお持ちの方はパルス治療を行うことができないので、ご了承ください。
最後に
パルス治療は多くの症状に対して有効な治療手段となります。
パルス治療では皮膚表面からの刺激よりも直接患部にアプローチすることができます。そのため「血流改善」「凝りを良くしたい」「痛みをなくしたい」「筋肉の萎縮を防ぎたい」といった症状をお持ちで、今まで色々な治療を受けてきたけど良くならなかった方は是非一度ご相談ください!
よくあるQ&A
Q.ハイボルトなどの電気治療と何が違うんですか?
A.ハイボルトは皮膚の上から電気を流すのに対し、パルス治療では鍼に電気を流すため鍼の到達部である身体の深部から電気を流すことができます。そのためより深いところに直接電気を流すことができます。
ハイボルトは高電圧をかけることができ、急性の痛みの緩和や損傷した組織の修復促進、炎症を抑えることなどに適しています。そのためハイボルトとパルス治療は使い分けて治療を行います。
Q.「パルスを行うことのできない方」の条件は大丈夫なんですが、どこの部位でも行うことは出来るんですか?
A.基本的には行うことができます。
できない部位としては目や喉元、肺や心臓の付近は行うことができません。
また機械を入れている部分や金属を入れている部分にも行うことができません。
Q.デメリットは何かありますか?
A.デメリットはありません。
薬などを用いていないため、副作用などもありません。ただ普通の鍼治療と比べて刺激量の多い施術になるため、刺激に弱い方は次の日に好転反応と呼ばれる重だるさが出てしまうかもしれません。
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