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ブログ
2026年06月12日 | お身体に関すること
放散痛ご存じですか?
みなさんこんにちは!
桜木町駅前鍼灸接骨院です!
今回は放散痛というものについてご紹介していきます!
※放散痛と似た言葉で関連痛というものもあり厳密には少し違いますが、今回は全て放散痛で統一して説明していきます。
放散痛とは
まず放散痛というのは、痛みの原因となっている箇所ではない別のところが痛くなる現象のことです。肩こりで頭痛がしてくるのも放散痛の一種とも言われています。
放散痛にはヘルニアや坐骨神経痛なども含まれますが、内臓疾患の場合も多数あり内臓疾患の場合は接骨院では治療をすることができません。しかしなぜ今回このようなブログを書いたのかというと、みなさんの不安を煽りたいというわけではありません。痛みの原因がが内臓疾患であることは稀ですが、「ただ肩や腰などが痛いという状態であっても実は重大な疾患の予兆かもしれない」ということをぜひ皆様に知ってほしいからです。
ということで、このあとどこの部位に痛みがあるとどのような疾患の可能性があるのかご紹介していきます!
部位別の放散痛
頭や顔への放散痛
・首や肩の筋肉の緊張
頭痛を引き起こすことがある
・心筋梗塞や狭心症
左腕や左肩、顎への痛み
・側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎)
こめかみから頭にかけての痛みや顎の痛み
背中への痛み
・大動脈解離
激しい胸痛に加え背部痛を伴うことがある。
右肩への放散痛
・胆石症や胆嚢炎
胆石が胆嚢や胆管に詰まることで右肩に放散痛が起こることがある。
・肝疾患(肝炎・肝腫瘍)
肝臓が腫大することで横隔膜が刺激され右肩に放散痛を引き起こすことがある。
左肩への放散痛
・心筋梗塞や狭心症
左肩や左腕に痛みが起こりやすい。
・胃や膵臓の疾患
胃潰瘍や膵炎では左肩や背部に痛みが起こることがある。
腕への放散痛
・狭心症や心筋梗塞
左肩や左腕に痛みが起こりやすい。
脚への放散痛
・腰椎椎間板ヘルニアによる神経圧迫
臀部や脚に痛みが放散することがある。
・脊柱管狭窄症
臀部や脚に痛みが放散することがある。
※これらは一部分です。
※それぞれ症状によって起こりやすい場所を記載していますが、他のところに出ることもあります。
例)胆石症→左肩への痛みが出ることもある。
冒頭にもお話ししたように、皆様の不安を煽りたいわけではございません!
その場所に痛みが出たからといって必ずしもそういった疾患であるというわけでなく、むしろ稀です!
そのためどのような痛みのときが危ない放散痛なのか、痛みの他にどういった症状があるときが懸念するべきなのかもご紹介していきます!
放散痛の痛みの特徴
痛みの感じ方としては強く感じ、いつもと違うような痛みがすると言われています。
表現としては「刺すような痛み」や「焼けるような痛み」、「電気が走るような痛み」などがよく使われます。
痛みの範囲は限局的なものから広い範囲に及ぶものまで様々です。
痛みの感じがおかしいと感じた場合はすぐにお近くの病院に行くようにしてください。
重大な疾患
狭心症
典型的な自覚症状として、突然胸が締め付けられるような痛みが起こります。「心臓が握られている」や「胸の上に重いものが乗っている」などと表現されることもあります。
放散痛は左肩や下顎、奥歯などに起こります。
胸の痛みは5分から10分程度で無くなることがほとんどです。
ただしこのような典型的な自覚症状が起こるのは狭心症を抱えている人のうち3分の1程度だと言われており、残りはわずかな胸の違和感だったり無症状だったりします。
狭心症のリスク因子は高血圧や糖尿病、喫煙などがあります。なのでそういった方はいつもと違う肩や腕の痛みなどが出た際は接骨院ではなく、病院(内科)に行くようにしてください。
心筋梗塞
心筋梗塞では、狭心症と同じく突然胸が締め付けられるような痛みが起こりますが、狭心症よりも強い痛みが起こります。
胸の痛みは30分以上続き、放散痛は左肩や左腕、首や背中などに起こります。
心筋梗塞の場合は緊急治療が必要になります。ご自身での判断が難しい場合には#7119(救急安心センター)にお電話ください!
胆石・胆嚢炎
胆石症や胆嚢炎の場合、激しい痛みが右の上腹部の他に背中や右肩に放散することがあります。発熱や吐き気などを伴うこともあります。
放置しておくと敗血症などに繋がってしまうこともあるため、医療機関を受診するようお願いします。
肝疾患
肝臓は沈黙の臓器と呼ばれるほど初期症状が出にくい臓器です。そのため初期に出るわずかなサインを見逃さないようにすることが大切です。
肝臓の痛みは右上腹部(肋骨の下あたり)や背中、肩にかけて起こります。
最初は「重い」「張る」などの違和感から始まることが多く、だんだん鈍痛を感じるようになることが多いです。鈍痛も最初はあまり強い痛みではないですが長時間続くこともあるため、痛みの程度が強くなくても長時間痛みが続く場合は医療機関を受診するようにしてください。
胃や膵臓
胃潰瘍や膵炎、膵がんの場合みぞおち辺りに痛みが起こることが多いです。胃潰瘍と膵がんは似た症状を呈し、痛みはみぞおち辺りに加え左の背中や左肩などに放散痛が起こるのが特徴です。胃潰瘍の場合は食事をし始めると痛くなるという特徴があるため、そこである程度の鑑別をすることができます。
膵がんは初期症状があることが約7割となっており、残りの3割は無症状となっています。そのためわずかな体調の変化を逃さないようにすることが必要です。糖尿病や肥満、喫煙、飲酒過多の方はなりやすい傾向にあるため、お身体に異変を感じた場合はすぐに医療機関を受診するようにしてください。
最後に
繰り返しにはなりますが、皆様の不安を煽りたいわけではございません!
当院でもご相談は承っておりますが、「この痛みどうかな?」と思ったら#7119(救急安心センター)をぜひご利用ください!
病気でないことを確認したうえで肩が痛いなどでお悩みでしたら、お待ちしております!

Q&A
Q.接骨院でも診断はしてもらえるんですか?
A. 柔道整復師や鍼灸師に診断する権利がないため接骨院では診断をすることはできません。ただ、ご相談を受け危ない症状かどうか推察することはできますのでお気軽にご相談ください。
Q.放散痛かなと思った時、何科を受診すればいいですか?
A.我々は医者ではないため確実なことは言えませんが、痛みの出ている箇所の該当する科に行くのが良いかと思います。
そこで出現している症状を全てお伝えするようにしてください。
例えばみぞおち辺りの痛みの際、胃カメラをしただけでは膵がんは見つからないこともあるそうです。そのため細かな症状まで全てお伝えするようにしてください。
Q.放散痛かどうか見分け方はありますか?
A.症状によってさまざまなため確実に見分ける方法はありません。
しかし痛みの感じ方が普段と違かったり、原因のよく分からない痛みが続いたりしたときにはご自身で判断するのではなくお近くの病院に行くようにしてください。
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