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眼精疲労
現代人の悩みを解決する方法
眼精疲労は現代社会における健康問題の一つです。通常の疲れ目とは異なり、十分な休息でも改善しないことが特徴です。かすれ目や乾燥などの目の違和感の他にも、肩や首の凝りがある方も該当するかもしれません。
本記事では、そんな眼精疲労について、その原因や症状、予防、そして治療法までを解説いたします。現代の生活において不可欠なデジタルデバイスを使用する際に起こりがちな問題である眼精疲労について、正しい知識を身につけることで、より健康で快適な日々を過ごすための手助けとなるでしょう。
眼精疲労の原因とは?
眼に関すること
そもそも物を見る仕組みとは何でしょうか。
眼球は映像を脳に伝える感覚器として機能しています。角膜や水晶体がレンズの役割を果たし、虹彩が絞りを調整し、網膜がフィルムのような役割を果たします。そして、毛様体筋によって水晶体の厚さが調整され、ピントが調整されます。
また眼を潤すことも重要です。涙は眼の表面を保護し、水分や栄養を提供します。これらの機能が連動して、私たちは物を見ることが可能となります。
そういった機能を持った我々の眼は、長時間のデジタルデバイスの使用や近距離での作業によって、負担を増やします。特に、スマートフォンやコンピューターの画面を見続けることで眼球の筋肉が緊張し、乾燥や疲れが生じる可能性があります。
不適切な照明や画面の明るさも、眼の負担を増加させます。これらの要因が組み合わさると、眼精疲労が引き起こされることがあります。
全身に関すること
ストレスや睡眠不足、栄養不足などが眼精疲労の要因となります。
これらの要因が重なると、心身のバランスが崩れ、自律神経に影響が及びます。その結果、まばたきや涙の量が減少し、眼の乾燥や疲れが増加します。ストレスは、身体の緊張を引き起こし、血行を悪化させる可能性があります。
また、十分な睡眠や栄養を摂取しないと、眼球や周辺組織の機能が低下し、眼精疲労の症状が悪化する可能性があります。
生活環境に関すること
不適切な姿勢やデスクワークの環境も、眼精疲労の原因となります。
例えば、合わない高さの机や、悪い姿勢で長時間スマートフォンやタブレットを見ること、パソコンから適切な距離を保たれていないこと等が挙げられます。特に、画面からの距離が近すぎると、眼球の負担が増え、疲れやすくなります。
デスクワーク中に正しい姿勢を保つことは重要です。正しい姿勢であれば、背中がしっかりと支えられ、画面を見る角度も適切に調整されます。
眼精疲労の症状
● 眼の症状
眼精疲労の症状は段階的に現れます。
まず、視界がかすんできます。文字や細かい物が見にくくなり、画面上の情報がぼやけたり、ぼんやりとした感覚が広がります。
次に、眼が乾燥してショボショボする感覚が現れます。この状態ではまばたきが増え、涙が不足している感じがあります。
最後に、充血やまぶしさを感じることがあります。目が充血し、まばたきや眼の動きが不快になり、まぶしい光に過敏に反応することがあります。
● 全身の症状
眼精疲労に伴う症状は目だけでなく、全身に及ぶことがあります。
まず、肩や首の凝りが生じます。これは長時間のデジタルデバイスの使用や不適切な姿勢が原因で、肩や首の筋肉が緊張するためです。
次に、頭痛やめまい、倦怠感が現れることがあります。これらの症状は、眼精疲労が進行すると全身的な不快感や不調を引き起こす可能性があります。
最後に、吐き気などの症状が現れる方もいます。
これらは眼精疲労が深刻化すると、身体全体に影響を及ぼすことを示しています。
眼精疲労の予防方法
◇ 遠くを見る
眼を酷使した時は、視線を遠くの景色に向けましょう。これにより、眼球の緊張が緩和され、眼の疲れを軽減できます。
20-20-20ルール(20分間の作業後、20フィート先の物を20秒間見る)を実践することも効果的です。
※20フィート=約6メートル
◇ 乾燥予防
目が乾くことで眼精疲労の症状が現れることがあります。
まばたきの回数に意識し、画面を見続ける時でもまばたきを積極的に行い、涙で眼を潤すようにしましょう。
またエアコンの風は乾燥の原因となるので、その風に直接当たらないようにしましょう。加湿器の使用も効果的です。
◇ ストレス管理
ストレスを管理し、リラックスする時間を確保しましょう。深呼吸やリラックス法、適度な運動、趣味に没頭するなど、自分に合ったストレス解消法を見つけることも効果的です。
◇ 生活環境の整備
作業環境や生活環境を整えることも眼精疲労の予防に役立ちます。適切な照明や画面の明るさ、適切なデスクや椅子の高さなど、快適な作業環境を整えましょう。
また、十分な睡眠を確保し、バランスの取れた食事を心がけることも大切です。
眼精疲労の治療方法
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◇ セルフケア
眼精疲労の症状を和らげるためのセルフケアとして、以下の方法があります。
まず、眼精疲労を感じたら休息を取りましょう。眼を閉じてリラックスしたり、数分間の休憩を取ることが効果的です。また、眼のストレッチやマッサージを行うことで筋肉の緊張をほぐし、血行を改善できます。眼が乾燥している場合は、人工涙液や目薬を使用して眼を潤すことも重要ですが、過剰な使用には注意が必要です。さらに、作業環境を改善して適切な照明や画面の明るさ、姿勢を整えることも効果的です。 -
◇ 整骨院でできること
整骨院では、眼精疲労の症状を軽減するために、様々な施術やアドバイスを受けることが可能です。
まず、首や肩のマッサージやストレッチによって、筋肉の緊張をほぐし、血流を改善します。
また、適切な姿勢を保つためのアドバイスを受けることで、症状を軽減することができます。 -
◇ 医師の診察
眼精疲労の症状が重症化し、セルフケアや予防法で効果が得られない場合は、眼科の受診をオススメします。
眼科医は、症状の原因を詳しく調査し、必要に応じて適切な治療法や処方箋を提供します。また、眼科医は眼の状態を専門的に評価し、視力の変化や眼の疾患の有無を確認します。 -
◇ 当院での治療① 頭蓋骨矯正
頭蓋骨矯正ではお顔にある眼精疲労に効くツボを刺激することで眼精疲労の改善を図ります。
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また、首の筋肉や頭の筋肉にアプローチを行うことにより眼精疲労に伴って起こる肩こりや首こりを軽減させる効果も期待できます。 またアロマを使用するため、リラックス効果やストレス軽減効果もあります。 -
◇ 当院での治療② 鍼治療
鍼は、手技では触る事の難しい深部の筋肉に直接アプローチできる治療法です。
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特に首・肩周りに鍼を刺すことで筋緊張の緩和だけではなく、血流改善の効果もあるため、眼や眼の周りに酸素や栄養を供給し眼精疲労改善の効果が期待できます。
また、眼精疲労に効果のあるツボ(天柱や風地など)に鍼を刺すことで自律神経の調整や東洋医学的なアプローチも可能です。 -
◇ 当院での治療③ 小顔矯正
小顔矯正は美容のイメージが強いですが、眼精疲労や頭痛など辛さの改善も期待できます。
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仕事に集中したり、睡眠時に無意識の食いしばりがあると顎周りの筋肉と一緒に頭の筋肉も硬くなり眼精疲労や頭痛などの様々な症状につながります。 食いしばりによって硬くなった筋肉をほぐしたり、カッサでリンパを流したりする事により眼精疲労や頭痛が緩和します。 お顔の歪みからきてる食いしばりであれば、歪みを治すことによってお顔の様々なお悩みを改善出来ます。 また毎回その時のお身体の状態に合わせてアロマを選ぶので自律神経を整える効果もあります。
専門家の施術やアドバイスを通じて、眼精疲労の症状を軽減し快適な眼の状態を保つことが期待できます。そのため、眼の疲れや不快感がある場合は迷わず受診をするようにしましょう。
当院では、眼精疲労に対応して最適な治療プランを提供します。お気軽にご相談ください。