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冷え性
「冷え性」の本当の原因と対策とは?
「手足が冷たい」「布団に入ってもなかなか温まらない」…そんなお悩みはありませんか?それは単なる寒がりではなく、「冷え性」のサインかもしれません。冷え性は、体温調節機能の乱れや血流の悪化により、手足だけでなく体の内側も冷えやすくなる状態です。血行が悪くなると、身体に必要な酸素や栄養素が行き届かなくなり、老廃物の排出も滞るため、様々な不調が現れやすくなります。 特に女性に多いと思われがちですが、実は男性や若い方、高齢者にも見られる症状です。放置すると肩こり、頭痛、胃腸の不調、不眠などさまざまな体調不良につながることもあります。
冷え性の原因
冷え性の主な原因は、血行不良や体の発熱量の低下にあります。これらの悪化を引き起こす要因は多岐にわたります。
自律神経の乱れ
ストレスや生活リズムの乱れにより、自律神経が正常に働かなくなり、血流が悪化して体が冷えやすくなります。自律神経は血管や内臓の働き、体温調節機能も担っており、乱れると発熱量の低下を引き起こします。女性の場合、ストレスや更年期などで女性ホルモンが乱れると、自律神経に影響し、冷えにつながることがあります。
筋肉量の低下
筋肉は筋肉は体の熱の主要な発熱源であり、約60%の熱を生産します。加齢や運動不足で筋肉量が減ると、熱が作られにくくなります。特に、ふくらはぎは血液を心臓に戻すポンプとして機能しており、その筋肉が衰えると血流が悪化しやすくなります。
血行不良
長時間の同じ姿勢や運動不足、締め付けの強い服などが血流を滞らせ、冷えを引き起こします。手足は心臓に遠い位置にあり、体が重要な臓器のある胴体や脳への血行を優先するため、末端の冷えに繋がりやすい傾向があります。貧血や低血圧の方も、酸素や栄養素が手足の末端に十分に届けられなくなり、冷えを感じることがあります。
食生活の乱れ
朝食を抜いたり、冷たい飲食物の摂りすぎは、体内の熱産生を低下させ、冷えにつながります。栄養バランスの偏り、特に血行促進に必要なミネラル、ビタミン、鉄分の不足は冷え性を悪化させます。過度なダイエットによる食事量減少も基礎代謝の低下を招きます。
冷え性の症状
手足の冷え
特に冬場に手先・足先が冷たくなり、触れると氷のように感じることがあります。このタイプは四肢末端冷え性と呼ばれ、体幹と比べて手や足の末端が冷えるのが特徴です。食事量や運動量の不足により全身の発熱量が少ない人に多く見られます。
お腹や腰の冷え
体の中心が冷えることで、消化不良や便秘、生理痛などを引き起こすことも。これは内臓冷え性に多く見られ、症状が外から分かりにくく自覚しにくい傾向があります。腹痛を起こしやすく、手足は温かいのに二の腕が冷えるといった症状も特徴です。
肩こり・頭痛
血流の悪さが筋肉の緊張や酸素不足を引き起こし、慢性的なこりや痛みが現れます。血流が悪化すると筋肉に老廃物がたまり、さらに痛みを助長することもあります。
不眠・寝つきの悪さ
体温調節がうまくいかず、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりします。そのため、寝起きが悪かったり、寝坊しがちになることもあります。
全身の冷え
特定部位だけでなく、体が全体的に冷えるタイプも存在し、体温が平熱の36.5度に届かず、日常的に35度台であることも少なくありません。倦怠感や風邪を引きやすいといった症状が見られ、手足の冷えは目立たない場合がありますが、免疫力の低下に注意が必要です。
冷え性を防ぐための対策法
◇ 食生活の見直し
血行促進のため、筋肉量を維持するタンパク質や、ビタミン・ミネラル・鉄分を多く含む食材をバランスよく摂りましょう。また生姜や唐辛子などの体を温める機能がある食材を積極的に取り入れ、南国で採れるものや夏が旬の食材は体を冷やす傾向があるため控えめにすることをおすすめします。
冷たい飲み物は避け、夏でもできるだけ温かいものや常温のものを飲む習慣をつけましょう。特に朝の白湯は効果的です。
◇ 入浴を習慣に
シャワーだけで済まさず、湯船にしっかり浸かる習慣をつけましょう。特にぬるめのお湯に20〜30分程度じっくり浸かることで、体の深部から温まり、リラックス効果で自律神経も整いやすくなります。
◇ 軽い運動を続ける
運動は筋肉量の低下を防ぎ、体の発熱量を高めるのに役立ちます。特にふくらはぎの筋肉を使った運動は、血液のポンプ機能を高め、血行促進につながります。こわばった筋肉をほぐすストレッチは、血行改善に繋がり、就寝前に行うと安眠効果も期待できます。ウォーキングやストレッチなど、毎日の小さな積み重ねが大切です。
◇ 規則正しい生活
早寝早起きは自律神経を整え、心身の疲れを癒し、ストレスをためないことにも繋がります。 また、首・手首・足首の「3つの首」を温めると体温が低下しにくいと言われています。靴下やひざ掛けなど、締め付けが緩く、体を温めるアイテムを活用することも有効です。
冷え性に効果的なセルフケア方法
ふくらはぎトレーニング
つま先で立つ・戻す、かかとで立つ・戻すを繰り返します。
目安は10秒キープ×5セット。
これにより、ふくらはぎの筋肉が収縮し、血流がアップします。
くるくる耳マッサージ
耳には全身の血行を促進するツボやリンパ節が集中しており、マッサージによって血行を改善し、体を温めることができます。
①耳全体を軽くつまんで、上下左右に引っ張ります。
②耳を前後に数回回します。
痛みのないよう優しくもみほぐすことが大切です。
腹式呼吸
お腹を膨らましながら鼻から息を吸います。3秒ほど息を吸った後、6秒ほどかけてお腹がぺたんこになるようなイメージでゆっくりと息をすべて吐き出しましょう。
1日10回ほど行うと効果的です。
冷え性の治療法
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◇ 鍼灸治療
ツボを刺激することで血流と自律神経のバランスを整え、全身の巡りを改善します。
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◇ 整体・骨盤矯正
歪みを整えることで、血液やリンパの流れがスムーズになり、体の芯から温まりやすくなります。
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◇ 温熱療法
電波(超短波)の性質を利用し、血行を促し、体の深部から温める方法もあります。
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◇ 当院での治療① 鍼治療
長時間の同一姿勢などにより筋肉の緊張が続くと、血流が滞り筋肉のポンプ作用が上手く働かず、冷えにつながります。
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当院の鍼治療では、深部の硬くなった筋肉に直接アプローチし、血行改善に効果的です。
また、鍼刺激によって自律神経の調整もでき、副交感神経を優位にすることで緊張を和らげ、ストレスによる血行不良にも効果があります。
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◇ 当院での治療② 筋膜リリース
腰周りや股関節周り、臀部の筋肉が固くなってしまうと身体の動きが悪くなり、血流が滞ってしまうため筋肉だけでなく、筋膜までしっかりとストレッチを加えて、伸ばしてあげることでお身体の柔軟性を高め、全身を巡る血液の流れをよくすることで、冷えの改善に効果的です。
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◇ 当院での治療③ 骨盤矯正
お身体の冷えでお悩みの方は腰周りや股関節の筋肉が固くなっていたり、関節の動きが悪くなっている場合が多いです。
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当院では骨盤周りに付着している筋肉を集中的にアプローチ骨盤周りに付着している筋肉を集中的にアプローチし、関節を動かしながら筋肉に刺激を加えることで深部の筋肉までほぐすため股関節の動きを良くし、血流改善に効果的です。
冷え性は体質ではなく、生活習慣や体の使い方で改善できる症状です。体のサインに耳を傾け、毎日のちょっとした習慣から見直してみませんか?整体や鍼灸など、専門的なケアも組み合わせることで、冷えない体づくりを目指しましょう。