2023年07月31日 | お身体に関すること, 腰の症状に関すること, 足の症状に関すること

臀部の痛みがある方へ

皆さん、こんにちは！
桜木町駅前鍼灸接骨院です。

まずは以下のようなお悩みはありませんか？

• 座っているとお尻や太ももの裏が痛くなってくる。
• 横向きで寝るとお尻や太ももの裏が痛くなる。
• 前屈みでの作業が続きお尻や太ももの裏が痛くなる

上記のような症状に当てはまる方はもしかしたら、仙腸関節炎かもしれません。

今日はなかなかこと耳にすることが少ない仙腸関節炎について書いていきますね。

仙腸関節とは

仙腸関節は骨盤に存在する関節の一つです。もう少し詳しく言うと仙骨という骨と腸骨という骨で構成される関節の事です。

仙腸関節は肩関節や股関節のように可動域の大きな関節とは違い、2～3mmという僅かは範囲の可動域しかないのが特徴です。
もともと仙腸関節は研究がほとんどされていなかったため、全く動かない不動関節だったとされており、機能や役割も不明とされていました。
しかし、研究が進められるにつれ、不動関節ではなく僅かに可動域ある事や上半身と下半身の間の衝撃を吸収したり上半身の体重を支えたりする役割があることが分かってきました。
近年では、ギックリ腰も腰の筋肉や関節だけで起こっているのではなく、仙腸関節で起こっているものもあると行くことが分かっています。

仙腸関節炎(仙腸関節障害)について

仙腸関節炎は長時間の中腰姿勢や骨盤の片方への不均衡な負担、妊娠・出産などが原因となり仙腸関節に微細なずれが生じ仙腸関節の片側あるいは両側に痛みなどが出てきます。
仙腸関節炎のではお尻周りの痛みだけでなく、鼠径部やもも裏、足の外側などにも痛みが出ることもあります。

また、日常生活の中では、長時間座っているのが辛い、痛い方を下にして寝ることができない、片足重心にすると痛い、歩き初めに痛みがあるがだんだん痛みが引いてくるなどの症状がみられます。

仙腸関節炎になる原因としては中腰姿勢での繰り返しの作業や仙腸関節の不安定性による周りの組織に対する慢性的なストレス、臀部の筋力低下による骨盤の不安定性、妊娠・出産による仙腸関節へのストレスなどが挙げられます。

仙腸関節炎に対するセルフケア

家で出来るセルフケアとしては、お尻周りの筋肉を中心とした下半身のストレッチや仙腸関節の安定性に関わるお尻周りの筋肉の筋力トレーニングなどがあります。

また骨盤を安定させるための骨盤ベルトやコルセットなども有効です。

当院での施術

筋膜ストレッチ

下半身の筋肉を中心にストレッチを行います。
ご自身ではストレッチが継続できないという方や上手く伸ばせないという方にオススメです。

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