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2025年06月06日 | お知らせ, お身体に関すること, 手の症状に関すること, 足の症状に関すること
冷え症の原因・対策
こんにちは!
桜木町駅前鍼灸接骨院です!
今回は、”冷え性”についてお話しさせて頂きます!
【冷え性とは…】
医学的な病名ではなく、手足の先や腰などが冷えやすくなる身体の状態ことをいいます。
実は、”冷え性“と”冷え症“の2種類に分かれています。
“冷え性”は、検査や診断では特別な異常が見られないにも関わらず、身体が冷えている状態のことを指します。西洋医学上では、”冷え性“は疾患名として認められていなく、手足の冷えやゾクゾクするような寒気などの症状が見られても”冷え性”という体質として認識しています。
東洋医学の場合は、”冷え症“といい、しっかりとした治療が必要な状態として扱っています。
【冷え性(冷え症)の症状】
・手足が冷たい、温めてもなかなか温まらない
・あかぎれ、しもやけ
・ほてり、のぼせるような感覚(冷えのぼせ)
・気温が高い日でも汗がでない
・寝起きが悪い、寝坊しがち
・休んでも疲れが取れない
・低血圧
・便秘、下痢などの便通異常
・風邪を引きやすくなった
【原因】
主な原因としては、血行が悪くなることにより血液が毛細血管に流れなくなってしまうのが原因です。重要な臓器のある胴体や脳へ血行を確保しようとするため、心臓から最も遠い手足はどうしても後回しになってしまいます。
①筋力低下
運動不足により筋力が低下してしまうと血行が悪くなってしまいます。特にふくらはぎは”第二の心臓“と呼ばれるほど重要な働きをしており、血液を心臓に戻すためのポンプ機能を担っています。そのため、ふくらはぎの筋力が落ちてしまうとポンプ機能も同時に衰えてしまい、冷えを引き起こしてしまいます。
②基礎代謝の低下
基礎代謝とは、人間が生命活動を行うために最低限必要になるエネルギーのことで、何もしていない時でも無意識に行われています。
基礎代謝が低くなると体温も同時に低くなり、冷えが起きやすくなってしまいます。
③食生活
栄養バランスが偏った食事やミネラルやビタミンが不足した食事を続けてしまうと血行が悪くなってしまい、冷えを招いてしまいます。
④鉄分不足
鉄分不足は、生理中の女性がなりやすいです。
また、過度なダイエットで鉄不足となり冷えを引き起こしてしまうケースもあります。
鉄不足は冷えだけでなく、倦怠感や体調不良も引き起こす可能性があるため注意が必要です。
⑤ストレス
過度なストレスがかかり、緊張状態が続くと血行不良が起こり、冷えを引き起こしてしまいます。
⑥喫煙
喫煙習慣があると血管が急に収縮することが増えるため、冷えが起きやすくなります。
【なぜ冷え性(冷え症)は女性に多いの?】
女性は8割、男性は4割以上の方が冷え性(冷え症)の自覚があり、男女とも共通していえる原因もありますが、生理上の構造として女性の方が2倍ほど冷え性(冷え症)を訴える方は多いです。
ここからは、女性が男性より冷え性(冷え症)が多い理由を説明させていただきます。
①筋肉量が少ない
筋肉は、人体最大の熱産生器官です。それに加え、筋肉が伸張することでポンプのように血液を送り出し、身体の隅々まで血液を循環させて身体を温めます。
女性はもともと男性より筋肉量が少ないため、作り出される熱量が少なく、ポンプの力も弱いため身体が冷えやすくなります。ポンプ力が弱いと身体の末端まで血液が行きにくく、末端にある手足が冷えやすくなってしまうのです。
②ホルモンバランスの乱れ
女性はライフステージに伴って、月経、出産、閉経を経験するためホルモンバランスが乱れやすい傾向にあります。
ホルモンバランスが崩れてしまうと、体温調節を行っている自律神経が影響を受けて、血液の循環が悪くなり冷え性(冷え症)を引き起こしてしまいます。
③ストレス
自律神経は、リラックス状態で優位になる”副交感神経“と緊張状態で優位になる”交感神経”の2つがあり、それらのバランスが整うことによって、心身を保っています。
しかし過度なストレス状態が続いてしまうと、交感神経が優位な状態が長くなり、身体は緊張しっぱなしになってしまいます。また、血管も収縮し続けるため血行不良が起こり、冷えを引き起こします。
④生活習慣の乱れ
近年では、昼夜逆転生活や朝食抜き、食事の時間がバラバラなどの生活習慣の乱れから、女性の体温は低下傾向にあるといわれています。
一般的に体温は、早朝が最低で朝食を摂ることで徐々に上昇していき、昼過ぎから夕方にかけてさらに上昇したのち、夜間に向かって下がっていきます。しかし、乱れた生活習慣になってしまうと自律神経のバランスが崩れ、体温調節機能も乱れることにより冷えを招いてしまいます。
また、今では夏場はエアコンの効いた室内で冷たいものを食べ、冬場は暖かい室内でゴロゴロとするなど体温調節機能を使わない生活が主流となってしまっています。そのため、体温調節機能が低下している人が増えてしまっている傾向にあります。
【男性の冷えの原因】
冷え性(冷え症)は女性に多い傾向にありますが、男性も4割以上の方が冷えを訴えています。
男性の場合は、加齢による筋肉量の低下や臓器などの老化によって基礎代謝が下がり冷えが起こると考えられています。男性の冷えは、手足などの末端だけでなく頻尿や腰痛、肩こりといった症状で気づくことがあります。
【冷え性(冷え症)のタイプ】
実は、冷え性(冷え症)にはタイプがあります。
①手足の先が冷えるタイプ(四肢末端型)
10〜20代の女性に多く見られるのが四肢末端型です。主な原因としては、過度なダイエットや栄養不足だと言われています。この四肢末端型は、ただ手足を温めるだけでは改善はみられず、内臓を温めることで改善が見込めます。
②下半身全体が冷えるタイプ(下半身型)
主に不良姿勢や長時間のデスクワークが原因で起こります。
不良姿勢や長時間のデスクワークにより、骨盤が歪み、下半身の血行が悪くなることにより起こります。シャワーで済ませるのではなく、湯船に浸かって身体を温めることやこまめなストレッチを行うことで代謝が良くなり、冷え性(冷え症)改善が見込めます。
③全身が冷えるタイプ(全身型)
基礎代謝の低下が原因で起こるのが全身型です。
他のタイプと比べ、手足の冷えは目立ちませんが倦怠感や風邪を引きやすい、お腹を下しやすいなどの特徴があります。
手足の冷えが目立たないため、多くの場合が冷え性(冷え症)である自覚がありません。
④内臓が冷えるタイプ(内臓型)
自律神経の異常が原因で手足の血管が収縮できなくなり、内臓に血液が行き届かなくなることで起きるのがこの内臓型です。自律神経の異常とは、主に過度なストレスだと言われています。内臓型も③全身型同様、手足の冷えが目立たないため冷え性(冷え症)という自覚がないことがほとんどです。身体を温める食べ物を摂ることで、内臓の冷えを予防できます。

【冷え性(冷え症)の改善法】
①湯船に浸かる
シャワーで済ませるのではなく、できるだけ毎日ぬるま湯に浸かるようにしましょう。一般的に38〜40℃が丁度良いとされています。
湯船に浸かることで血管が広がり、血行が良くなります。また、副交感神経が優位となり、リラックス効果も実感できます。
入浴後は、冷えやすいためなるべく早く靴下を履くことをおすすめします。
②適度な運動
運動をし、筋力がアップすると血行の改善が見込めます。血行が良くなることで酸素と栄養素が全身へ行き渡り、老廃物の排出もスムーズになります。さらに、新陣代謝も促進され体温も高くなり、基礎代謝もアップします。
運動といってもハードな運動が必要なわけではなく、ウォーキングを習慣化するくらいの運動で十分です。
また、ストレッチをするなどしてこわばった筋肉をほぐして血行を良くすることもおすすめです。
特に寝る前のストレッチは、血行が良くなり体温も上がるためぐっすりと眠ることができます。
③食べ物
東洋医学では、身体を温める食べ物を”陽性”、身体を冷やす食べ物を”陰性”、どちらとも言えないものを”中性”としています。
冷え性(冷え症)の方には、陽性の食材を取り入れることをおすすめします。
〈陽性の食べ物(身体を温める食べ物)〉
主に生姜やネギ、ニンニク、ごぼうなど根菜類が挙げられます。他にもスイカの皮や胡麻、黒豆、小豆などもあります。
※スイカの皮には、”シトルリン”が多く含まれています。シトルリンは、血流を良くして冷えやむくみを改善する効果があります。
〈陰性の食べ物(身体を冷やす食べ物)〉
主にトマトやキュウリなど生食できる野菜が含まれます。砂糖や合成甘味料、バター、マーガリン、チョコレートなども陰性食材です。
④飲み物
冷え性(冷え症)の身体には、紅茶やほうじ茶、ウーロン茶、生姜湯などがおすすめです。
コーヒーや緑茶などには、カフェインが多く含まれています。カフェインには、利尿作用があるため体内の水分を排出する際に同時に体温まで逃してしまいます。また、血管を収縮させる働きもあるため手足を冷えやすくしてしまいます。
〈ポイント〉
1日の始まりは、コップ一杯の常温水から始めましょう!体温より低い温度の水を飲むことで身体を冷やさずに済みます。また、常温水を飲むことで交感神経が刺激され、基礎代謝のアップなどにも繋がります。
⑤呼吸
腹式呼吸を行うと副交感神経が働いたり、基礎代謝がアップしたりします。
お腹に空気を少しずつ送るようにイメージをしながら、ゆっくりと息を吸っていき、吸う時よりも時間をかけて息を吐き出してみましょう。
⑥ひざ掛けを利用する
デスクワークなどで長時間座り続けなければならない場合は、ひざ掛けを用いるようにしましょう。長時間座り続けていると血流が悪くなりやすく、また夏場は冷房もあるのでより冷えやすくなります。そのため、季節問わずひざ掛けなどを準備して身体を冷やさない対策を行いましょう。
【最後に…】
今回は、”冷え性(冷え症)”についてお話しさせていただきました!
寒いこの季節、ただでさえ身体は冷えを感じやすいです。冷え性(冷え症)だと自覚のある方は、今回紹介させていただいた対策法を試してみてください!!

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