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2026年11月06日 | お身体に関すること
痺れについて
みなさんこんにちは!
桜木町駅前鍼灸接骨院です!
今回は”しびれ”についてお話ししていきます!
しびれってなに?
しびれと聞くと多くの人は「ビリビリする感じ」だったり「ジンジンする感じ」と考えていると思います。しかししびれの本来の意味としては、感覚が部分的または完全に消失した状態のことを指します。そのため「ビリビリする感じ」だけでなく、軽い触覚、痛み、温度、振動を感じることができなかったり、体の一部がどこにあるのか(位置覚)が分からなくなったりすることもしびれと呼ばれます。
このようにしびれには様々な意味が含まれていますが、大きく2種類に分けられます。その2種類とは、手足に力が入りにくくなる「運動麻痺」とビリビリする感じや触覚が鈍くなるなどの「感覚の異常」の2種類です。それぞれ起こる原因は異なってきます。

しびれの原因
しびれというのは、感覚がしっかりと機能しなくなることで生じてきます。感覚は神経から神経へと伝っていき最終的には脳に伝わっていき、また筋肉を動かす時などは脳から神経を伝って末端にいきます。運動麻痺の場合は、脳から手足を動かす命令を伝える運動神経の経路に障害が起こり、手足の筋肉に思い通りに力が入らなくなったり、筋肉が衰えてきたことから発生します。
感覚の異常の場合、神経の経路のどこかに病気や怪我などで異変が起こり機能しなくなることで、感覚の異常というしびれが生じます。
では具体的にどのようなことが起こると神経の経路に障害が生じてしまうのでしょうか?一部をご紹介していきます。
①頭に原因がある場合
️脳血管障害脳出血や脳梗塞がおこると、神経の通る部分が障害されてしまいます。脳の障害の場合、障害されていない側の手足にしびれが生じます。(右脳→左側にしびれ、左脳→右側にしびれ)
️脳梗塞
徐々にしびれが出てきたり感覚が鈍くなってきたりすることで自覚していきます。また脳梗塞の前触れとして一過性脳虚血発作というものがあり、これはしびれが短時間で解消されるという特徴があります。そのため、しびれが出たり消えたりするときには脳梗塞の前触れである可能性を考え医療機関を受診するようにしてください。
②脊椎に原因がある場合
変形性頚椎症
変形性頚椎症は加齢よって発症することが多い疾患です。病態としては年齢を重ねたことで首の骨が変形し、骨棘と呼ばれる骨のトゲができてしまっているものです。
骨棘が脊髄や脊髄から枝分かれした神経根を刺激してしまい、その結果腕や手にしびれ、痛み、脱力感などの症状が現れます。
️頚椎椎間板ヘルニア
背骨の骨と骨の間には椎間板と呼ばれるクッションの役割をするものがあります。その椎間板の中には髄核と呼ばれる、水分を多く含んだゼリー状の組織があります。
頚椎椎間板ヘルニアでは頚椎の椎間板の中にある髄核が飛び出し、脊髄や神経根を圧迫してしまうため、上肢のしびれや痛み、脱力感などの症状が現れてしまいます。
️頚椎後縦靱帯骨化症
頚椎後縦靱帯骨化症は、頚椎を支えている後縦靱帯が骨になってしまう病気です。しかし、後縦靱帯が骨になってしまうことが命の危機等になるわけではありません。ただ骨化してしまうことで脊髄を圧迫してしまうため、しびれや運動麻痺などの症状が出てしまうことがあります。

️腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアは頚椎と同じで椎間板から髄核が飛び出ておこります。そのため腰椎の場合は下肢にしびれや痛み、脱力感などの症状が現れます。

️腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管と呼ばれる脊髄や馬尾神経の通る道が加齢による退行変性などの原因で狭くなってしまい、中の神経を圧迫してしまうものです。
腰部脊柱管狭窄症の特徴として間欠性跛行という、歩いていると足に痛みやしびれが生じてきて、立ち止まり前屈みになるとまた楽になるという症状があります。もし、立ち止まるだけで症状が治る場合は腰部脊柱管狭窄症ではなくバージャー病というものの可能性もあるため、間欠性跛行がある場合は一度医療機関を受診するようにしましょう。

※坐骨神経痛
坐骨神経痛は腰椎椎間板ヘルニアの方や腰部脊柱管狭窄症の方に多く見られる臀部から下肢の痛みやしびれのことです。そのため坐骨神経痛というのは病名というよりは症状のことを指しています。
③末梢神経に原因がある場合
️胸郭出口症候群
胸郭出口症候群は3つの病態の総称ですが、現れる症状は似ているため今回は大まかにお話しします。
胸郭出口症候群はなで肩の方に多く見られるもので、特に女性に多い疾患です。胸郭出口と呼ばれる第一肋骨と鎖骨の隙間には鎖骨下動静脈や神経の束である腕神経叢が通っています。胸郭出口が何らかの影響で狭くなることでそれらが圧迫され、手や腕にしびれやだるさ、痛みといった症状が現れます。

️手根管症候群
手根管とは手首の手のひら側にあるもので、骨と靭帯に囲まれたトンネル状の管のことです。手根管には、手に向かっている正中神経が通っています。そのため手首を頻繁に使っていると、手根管の部分で中を通っている正中神経に繰り返し圧迫が加わってしまいます。そうすると手のしびれや痛み、運動障害といった症状が現れてしまいます。

④内科的疾患が原因の場合
️糖尿病性神経障害
糖尿病は小血管の動脈硬化を引き起こしてしまいます。小血管は神経に栄養を送っているため、動脈硬化が起こってしまうと神経が正常に機能しなくなってしまい神経障害が出てしまいます。その結果、糖尿病では指先や足先がジンジンするようなしびれや痛みを感じることがあります。
️ビタミン欠乏
ビタミンは不足してしまうと感覚障害がよく見られます。特にビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸の不足で見られます。ビタミンの不足では末梢神経障害(手足のしびれ)が現れることが多く、舌の痛みなど他の症状がでることもあります。
ビタミン欠乏に関しては、偏食やアルコール過多も関係しているため食生活を見直すことが大切です。

しびれを治すには?
上記のようにしびれには多くのパターンがあります。そのためしびれを治すには何が原因なのか特定する必要があります。そのため、しびれが続いたり気になる症状があったりした時には、まずは医療機関を受診するようにしましょう。
当院で治療対象としているものは、「頚椎・腰椎椎間板ヘルニア」「腰部脊柱管狭窄症」「胸郭出口症候群」「手根管症候群」となります。頚椎・腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症に関しては鍼治療等を行いますが、これらを完治させる治療ではありません。鍼治療によって見込める効果としてはしびれや痛みの緩和となります。そのため完治させたい場合には医療機関を受診するようにしてください。
胸郭出口症候群と手根管症候群は筋肉の緊張や使いすぎなどが原因になることが多いです。そのため、指圧や鍼治療などによって症状の緩和や原因となる筋肉の問題の解決などを見込むことができます。



最後に
しびれは大きな病気によって起こる場合や、筋肉の問題によって起こることもあれば栄養の問題によって起こることもあります。そのため、日常的にしびれが気になる方やしびれの他にも症状がある方は、まず医療機関を受診するようにしましょう。
当院でも問診や徒手検査による病態の推察は行いますので、気になる方はぜひ一度ご来院下さい。

Q&A
Q.脳梗塞によるしびれの場合、他にどういった症状が現れますか?
A.しびれが片側の手足や顔に急に現れたり、手に力が入らない、呂律が回らなくなるなどの症状が現れます。こういった症状が現れたときには、ただちに医療機関を受診しましょう。脳梗塞は正しい生活習慣によって発症率を大幅に下げることができるため、生活習慣にも気をつけましょう。
Q.電車の吊り革に掴まっていると、手がしびれたり血の気がなくなる感覚があるのですが、何が原因でしょうか?
A.その場合、胸郭出口症候群である可能性が考えられます。胸郭出口症候群には大きく3種類あり、それぞれどこで血管や神経が絞扼されているかで別れています。そのため当院では最初に徒手検査を行い、どこに異常が生じているのか推察しそれに合わせた施術を行います。
そのため原因としては首、肩周りの筋肉や骨ということになります。
Q.ヘルニアは治りますか?
A.椎間板ヘルニアの多くは約1年で自然と完治、もしくは日常生活に支障をきたさないレベルになると言われています。また保存療法を継続的に行った方は約7割が症状が緩和したという報告もあります。そのためヘルニアに関しては保存療法で治らない場合もあります。他の治療選択としては手術療法や装具療法があるため、一度医師と相談して決断するのが良いと思われます。
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