2022年12月12日 | お身体に関すること, 足の症状に関すること

足のむくみでお悩みの方へ

こんにちは！
桜木町駅前鍼灸接骨院です！

皆さん、一度は手や足、顔がむくんでいるなと感じたことがあると思います。
今回のブログはこのむくみについてお話をしていきますね！

むくみとは

むくみとは、皮膚の下の皮下組織にに水がたまった状態を言います。専門用語では浮腫(ふしゅ)といいます。
お酒を飲んだ次の日に顔が腫れぼったい感じがする、仕事をしていて夕方靴がきつくなる、靴下の跡がつくなどの経験をしたことがあることもおられると思いますが、それらはむくんでいる状態になります。
またむくみの症状として、重い感じやだるい感じ、ひどくなると痛みを感じる人もいます。

むくみの確認方法として、まず場所を指で15秒ほど押します。その後指を離して、抑えていた場所に指の形が残るようであればむくんでいると言えます。

むくみの仕組み

次にむくみが起こるメカニズムを解説していくのですが、専門的なお話になるので、まずは人間の体の中の水分のお話からしていきます。

人間の身体は水分の占める割合が多く、成人では体重の約60％が水分です。
その水分のうち2/3が細胞の中にある細胞内液、残りが細胞の外にある細胞外液です。

細胞外液には血液の液体成分である血漿(けっしょう)や細胞の間を満たす間質液(組織液)、リンパ液などがあります。
間質液は細胞の間を満たしており、血液により運ばれてきた酸素や栄養、たんぱく質を細胞内に渡し、細胞内でできた老廃物や二酸化炭素を受け取り静脈に渡す働きがあります。
間質液と静脈との間で回収されなかった老廃物やウイルスなどはリンパ管を介して静脈に運ばれます。
この時のリンパ管に入る間質液をリンパ液と呼びます。

この働きが正常に行われず、間質液の量が多くなった状態ががむくみというわけです。

むくみの原因

むくみの原因には様々なものがあるので紹介していきます。

①病気によるもの
むくみが起こす疾患の代表的なものとして、腎不全、肝硬変、心不全、甲状腺機能低下症などがあります。
これらの疾患があると、水分が体外に排出されづらくなり体内に水分が多くなったり、血管に水分をとどめておく機能が低下し間質液の量が増えたり、水の代謝が悪くなったりしむくみが起こります。

②筋力不足
筋肉には静脈血が心臓に戻る手助けをするポンプ作用という働きがあります。静脈は脈圧が低く、心臓に戻る力が弱いため筋肉のポンプ作用によって円滑に心臓に戻ることができます。
そのポンプ作用を行っている筋肉の筋力が弱くなると静脈血が心臓に戻れなくなり、むくみに繋がります。
特に足の静脈は重力の影響を受けやすいたく、静脈血が心臓に戻りにためふくらはぎの筋肉の筋力低下がむくみに繋がりやすくなっております。
男性よりも女性の方が足がむくみやすいのは、ふくらはぎの筋力量が少ないからです。

➂筋肉の硬さ・筋膜の癒着
筋肉のポンプ作用は筋肉が伸び縮みすることで起こります。筋肉が硬くなったり筋膜が癒着したりすることで伸び縮みしにくくなり正常にポンプ作用働かなくなる為むくみの原因になります。

むくみに対する施術

①楽トレ
楽トレは電気の力を使い筋肉を動かし鍛えることのできる機械です。
これによりふくらはぎの筋肉を鍛えたり、収縮を促し足りしむくみの改善や予防に努めます

②筋膜リリース
筋膜の癒着をはがしたり、柔軟性を向上させたりし筋肉が伸び縮みしやすい状態をつくり、筋ポンプ作用が正常に働けるようにします。

お身体のむくみでお悩み方はぜひ桜木町駅前鍼灸接骨院にご相談ください。

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