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2026年06月22日 | お身体に関すること, 肩の症状に関すること
五十肩とは
みなさんこんにちは!
桜木町駅前鍼灸接骨院です!
今回は皆さんもよく耳にしたことがあるであろう五十肩について、病態や治療法などお話ししていきます!
五十肩って?
五十肩は正式名称を「肩関節周囲炎」と呼び、肩関節周囲炎は明らかな原因のない痛みや運動制限のことを指します。そのため肩関節周囲炎は1つの疾患のことを指すのでは無く、肩関節に炎症の起こっている疾患の総称になります。40〜50代に多く見られ、髪を洗う時や服を着替える時に痛みを感じるなどが主な初期症状です。
また五十肩の原因は加齢による肩関節周囲の組織の退行変性(老化によるもの)であるとされており、明確な原因は分かっていません。

五十肩の進行度合い
五十肩は病期が3つに分けられていて、それぞれ現れる症状などが異なってきます。
3つの病期
①炎症期
②拘縮期
③回復期
症状の進行も炎症期→拘縮期→回復期の順番でやってきます。次にそれぞれの病期におこる症状をお話ししていきます。
炎症期
炎症期は五十肩の初期症状で、比較的強い痛みを生じるという特徴があります。
期間は発症してから数週間〜数ヶ月です。
主な症状は
・何もしてなくても痛みが出る
・夜間痛(痛くて目が覚める)
・服を着たり髪を洗ったりといった日常生活動作で激しい痛みを伴う
・腫れや熱感を伴うことがある
といった症状があります。
拘縮期
拘縮期は炎症期の次にやってくる症状で、炎症期の痛みが少し落ち着いてきます。炎症期に起こる炎症によって肩関節周囲の組織が硬くなってしまっているため、可動域の低下が特徴的です。
期間は数ヶ月〜半年ほどです。
主な症状は
・肩の可動域低下
・エプロンを結ぶ動作(結滞動作)や髪を結ぶ動作(結髪動作)が出来ないもしくはしにくい
・無理に動かそうとすると抵抗感が強い
といった症状があります。
回復期
回復期は五十肩における最後のフェーズで、肩の動きが戻る時期です。
期間は半年〜2年と個人差が大きいです。
回復期の特徴は
・痛みがほぼなくなり、可動域が戻りつつある
・違和感や軽度な制限が残る場合がある
・日常生活で困ることがなくなる
といったものになります。
治療法
病期により治療法も変わってくるので注意が必要です。
炎症期
炎症期の場合、肩関節が炎症を起こし痛みが出ているため過度な動作をしないように気をつけることが大切です。
鍼灸接骨院である当院では、五十肩の炎症期の場合、ハイボルトやマイクロカレントと呼ばれる鎮痛や消炎を目的とする電気治療を行います。
炎症期であっても完全に動かさずにいると肩が固まってしまうため、痛みのない範囲でストレッチなど動かしてあげることも重要になります。

拘縮期
拘縮期では炎症度合いや痛みの程度によって行えることは変わってきますが、基本的には可動域の回復を目的とした治療を行います。この時期に肩を動かさないと拘縮が進んでしまい回復が遅れてしまうため、痛みのない範囲で適度なストレッチを継続してやっていく必要があります。
当院では拘縮期に対する治療として、状態によって電気治療や肩甲骨はがしを行います。肩甲骨には17個の筋肉が付いているため、五十肩になるとさまざま筋肉が硬くなってしまいます。肩甲骨はがしでは肩甲骨に付いている17個の筋肉を動かしながらほぐすため可動域の回復を見込むことが出来ます。

回復期
回復期は痛みもほぼ無く可動域も戻り始めている時期で、一番油断しがちな時期でもあります。そのため回復期でもしっかりとケアをすることが大切です。
再度痛くなったり動かしづらくなったりしないように、ストレッチを継続して柔軟性を維持するようにしましょう。再発防止のためには肩周りのインナーマッスルを鍛えたり、日常生活で肩を動かしたりすることも効果的です。
当院では肩関節の可動域を出すための肩甲骨はがしに加えて、根本の治療として骨格矯正を行います。肩甲骨の可動域の悪さの原因が、猫背などの姿勢の悪さからくることは少なくありません。そのため姿勢を整えてあげることは肩周りの動かしやすさにも繋がっていきます。

行った方が良いセルフケア
炎症期の場合はアイシングや軽いストレッチ、睡眠時の姿勢がケア方法として挙げられます。アイシングの目安としては1日に3,4回、15分程度痛みのある部分を冷やすことが望ましいです。軽いストレッチは痛みの出ない範囲で行い、睡眠時の姿勢は痛みの少ない姿勢で寝れるよう枕の高さを調節するといったことがケアとして行うことができます。
拘縮期の場合は、入浴やホットタオルなどで温めてからストレッチをしたり日常生活で意識的に動かしたりすることがセルフケアとしてはあります。
炎症期にしても拘縮期にしても動かすことが大切で、炎症期に無理のない範囲で動かすことで拘縮期に移行したときの可動域制限の程度が少なくなり、拘縮期でしっかりストレッチをすれば回復期を終えても軽微な違和感や可動域制限が残ることなく完治する確率が高くなります。


予防法
五十肩は明確な原因がわかっていないため完全に予防することは難しいです。しかし、発症リスクを下げられる可能性もあります。
・日常的な運動やストレッチで肩周りの柔軟性を保つ
・長時間のPC作業など肩に負担をかけ過ぎないように適度に休憩を取る
・正しい姿勢を心がける
・身体を冷やさないようにする
これらのことを日常的に心がけることで五十肩になりにくくなる可能性があるとされています。
最後に
今回は五十肩についてお話ししていきました!当院では五十肩に対して、電気治療や肩甲骨はがし、骨格矯正、鍼治療など病期に応じて治療を行っています。しっかりとお話を聞いたうえで必要な治療をお伝えしますので五十肩でお悩みの方はぜひ一度ご来院ください!

Q&A
Q.四十肩との違いはなんですか?
A.四十肩と五十肩は発症した年齢によって呼び方が変わっているだけで、本質としては同じものになります。そのためどちらも正式名称は「肩関節周囲炎」と呼ばれています。
Q.湿布は有効ですか?
A.湿布は症状の緩和に対しては有効ですが、完治するわけではありません。そのため炎症期では痛みのある部位に貼ることで炎症や痛みを緩和することができます。
また拘縮期など痛みがない病期に関しては、血行促進のために温湿布を貼るのも有効的です。
Q.五十肩になりやすい人はいますか?
A.猫背の姿勢は肩関節の正常な動きが阻害されてしまうため、五十肩になりやすいと言われています。
また糖尿病の方はなりやすいと言われており、糖尿病の方は糖尿病でない方と比べると3.69倍発症率が高いという報告もあります。他にも甲状腺疾患(橋本病やバセドウ病)の方も五十肩になりやすいと言われています。
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